2014/09/05

一編の詩

脳性麻痺の詩人　小曽根俊子さんの詩。。。

『ほほえみ』

かわいそうにと言われた日

はじめて歩けないのに気づきました

かわいそうにと言われた日

自由にならない手を知りました

かわいそうにと言われた日

母の目に光るなみだをみつけました

かわいそうにと言われた日

友だちは「おとなっていやだね」

といいました

かわいそうにと言われた日

くちびるを血がにじむほど

かみしめました

かわいそうにと言われた日

ピンクのノートに詩を書きました

かわいそうにと言われた日

わたしはニッコリほほえみました

人は・・・自分だけの心の支えを見つけられたら幸せ。

たとえそれが他人からは理解されなくても。。。

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