着なれたものを脱ぎ捨てるとき・・・
愛着あるものを手放すとき、少々痛みが伴うもの。
それが不要なものだと分かっていながらも
それが自分を制限するものだと分かっていながらも
慣れ親しんでいるから・・・名残惜しい気持ちがある。
過去にはトゲトゲの鎧をきていた自分。
表と裏の両方をキャッチしてしまうから戸惑う。
叫びたくなるような感情を表に出せず・・・
いつしか傷つきたくないからガードしていった。
孤独だけど、その方が安全だと思っていた。
ホントは
守られていることも愛を与えられいることも忘れただけ。
今では遠い昔の記憶。
鎧を脱ぎたいと思った頃、大きなうねりを経験した。
必死に掴んでいたものを難なく手放すことができた。
そう・・・
全ては必要な経験で、味わわなければならなかった事。
そう云いながらも、
時々トゲトゲの鎧が懐かしく着てみたい気持ちにもなる。
だけど過去のように自己否定はしない。
それも自分だから。
脱ぎ捨てるのが惜しくないタイミングは必ず来る。