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エリザベス洋装店のブログ

スギナ茶、スギナ酒のつくり方

スギナは4~10月(夏が最適)の、なるべく早朝に採ります。軽く水洗いしてから数日、緑色が残る程度に日干しし【陰干しでも可)、カサカサになるまで乾いたら2cmほどに刻んで、乾燥剤を入れた缶などで保存します。おちゃにしてのむときには、すぎなひとつかみに250mlぐらいの熱湯を注いでしばらく置くか土瓶やホーロー引きのやかんで数分煮立てて。乾燥スギナがない場合は生葉でもok.空腹時に飲む方が効き目があります。スギナ酒も簡単に作れます。広口のガラス瓶と焼酎を用意し、洗って一日干したスギナの生葉(乾燥葉でも)を3センチぐらいに切って、瓶に3分の1~半分入れ、焼酎をひたひたになるまでそそぎます。一か月ぐらいでエキスが出始めますが、長く置けば長く置くほど薬効が高まり、味もまろやかになります。量は一日1杯~2杯.糖尿病や高血圧によいといわれています。またこの液体は外用薬としても万能です。

ライバルの陰謀で失脚、怨霊から神さまになった大臣 藤原道真

このたびは ぬさもとりあえず手向山(たむけやま) もみじの錦 神のまにまに。今度の旅ではお供えする幣を用意できずに出てきました。とりあえず手向山の華麗な紅葉を幣の代わりにお供えするので神さまの御心にお任せします。藤原是善の子。宇多天皇に仕え,信任を受ける。894年に遣唐使を廃止、899年に右大臣となったが、2年後にライバルの左大臣、藤原時平によって大宰府に左遷され、この地で没した。道真の死後、宇多天皇の子の醍醐天皇や時平らの周辺で怪異現象が次々と起こり、怨霊と化した道真の崇りではないかとされ、その怨霊(みたま)が北野天満宮に祀られた。それがのちに天神さまとして全国的に信仰されるようになった。<このたびは>の歌は、898年、宇多上皇の大和、宮滝御幸(みやたきごこう)に道真がお供した時の歌。紅葉を見たり、狩りをしたり宴会をしたりと、ぜいたくな泊りがけの遠出で、このころが道真の絶頂期であった。漢詩や和歌をつくることもしたであろう。手向山は旅行く人が道祖神に幣(ぬさ)をささげる山のことだが、この旅では都から奈良へ向かうときにとおる奈良山をさす。宮滝御幸には途中から素性法師も参加した。道真は大変有能だった。紅葉の美しさを愛でる気持ちだけでなく、道祖神への幣の代わりに見事な紅葉をささげようという機知を歌で表現した。また、宇多上皇一行の旅の安全を祈る使命感も漂わせる。まさに行き届いた歌だ。有能さだけでなく、道真はしたたかさも併せ持つ。宇多天皇やその皇子の后として、自分の娘たちを送り込んでいるのだ。つまり反藤原氏の宇多天皇支配をチャンスとして藤原氏にとって代わろうとしていた。そんな動きもライバルからねたまれ、危険視される原因だったといえるだろう。 

暴力事件で左遷された名門出身の色好み 藤原実方

かくとだに えやはいぶきのさしも草 さしもしらじなもゆる思いを。こんなにもあなたのことを思っていると、どうしてもいうことができません。伊吹山のヨモギのようにそれほどのものとは御存じないのでしょうね。私の燃える思いを。父藤原貞時が早世、叔父済時(なりとき)(藤原忠平の孫)の養子に。994年に左近中将。藤原道信とは気の合う友人で、清少納言との交流も。995年陸奥守として赴任し、この地で没した。随伴した源重之も2年ほどで亡くなった。陸奥へ左遷されたのは実方を酷評した藤原成之を宮中で口論になり、成之の冠を取り上げて庭に投げたところを一条天皇に見られ、<歌枕を見てこい>と勅勘(ちょくかん)をこうむったからといわれている。天皇からのおとがめがあったから謹慎せねばならなかったのだ。行成はかっこいい名門貴族だったから(権力の点では傍流ではあったが)、実方は<むかつく>こともあったのではないか。百人一首の歌番号では実方の前の50番に行成の父、藤原義孝の歌がある。<かくとだに>の歌の<伊吹山>は栃木県の山のこと。さしも草(ヨモギ)の名産地でもある。<伊吹のさしも草が>音が通じることから<さしも>の序詞であることを、初めて掛詞や縁語などが用いられて一見複雑。でも言いたいことは極めてシンプルで、私の思いを相手は知らない。けれども相手は知ってほしいということ。原因はともかく口論の末、相手に手を挙げるのは大人げない。歌は恋の歌であるが、自分の思いを知ってほしいと訴える内容。これは行成へのこどもじみた暴力と相通じるものがある。どちらも甘えているように思えてならない。そうはいっても美貌の色好みの貴公子の甘えには<あわれ>が伴うもののようだ。

スギナ活用法

スギナは煎じて飲むだけでも、様々な症状に効きますが,外用すると相乗効果が素晴らしいようです。結石や膀胱炎の激しい痛み、肝臓病、腎臓病、悪性腫瘍などには煎じ汁を浸した温布やスギナを蒸した温湿布がよいでしょう。生の葉をすりつぶしてドロドロにしたものを、かゆみのある部分やただれた傷、腫瘍などのある患部に貼ってもよく、痔の止血剤やアトピーのかゆみ止めにも試してください。婦人科系統のの弱い人や虚弱体質の人にはスギナの腰湯がおすすめです。100グラムのスギナを一晩水につけてから煮だし、その液を浴槽に加えます。腎臓のある腰までつかり、20~30分、慢性病にもよく効くそうです。かけ湯はしないでタオルでふくだけにし、そのあと1時間、布団にくるまって温まるとより効果が高まります。最後にお茶として飲むだけでなく、毎日の食卓に手軽にスギナを利用する方法を、、、。乾燥スギナの粉末を作り置きし、これを振り掛けてハーブのように料理に用いたり、餃子の皮や手打ちうどん、パン生地に混ぜてみてはいかがでしょうか。色々にアレンジして、楽しくヘルシーな食卓を心がけましょう。

驚くべきミネラルの含有量のスギナ

スギナの有効成分は、まだまだたくさんあります。サポニンの一種、エキセトニンはのどの粘膜にやさしく働いて喉を鎮めタンを取り除いてくれますし、βーシトステロールはかゆみを抑え、アトピーや皮膚病によく効くと評判です。実はスギナは、昔、漆かぶれの特効薬としても有名だったのです。毛細血管を強くするフラボン類や抗酸化作用のあるフラボノイドも含んでいます。嬉しいことにスギナには薬の力を高める働きがあるので副作用の心配のなく、一般薬と併用できます。特筆すべきは、ミネラルの含有量でしょう。土壌のミネラル分析で有名な九州の中嶋常充(とどむ)先生の分析によれば、スギナに含まれるミネラル成分値は驚異的かつ素晴らしいバランスで含まれていることがわかっています。たとえばカルシュームはホウレン草のなんと155倍!そのカルシュームを有効に生かし、脳にも良い働きを及ぼすマグネシュームや生殖ホルモンと味覚をつかさどる亜鉛、造血作用のある鉄も、野菜と比べて桁違いの数値です。現代人に不足しているといわれるこれらの豊富なミネラルとビタミン類が、難病に立ち向かう免疫機能を強力にしてくれるのでしょう。また、スギナは繊維質もたっぷり含まれていて便秘の解消もしてくれます。