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エリザベス洋装店のブログ

言霊<ことだま>vol,2

江戸時代、諏訪神社の古文書の中から発見されたというのと、宮中の反故紙の中から発見されたという、諸説ある真寿美の鏡に、この世のすべての原理が説かれる、言霊の曼荼羅一覧表がある。この真寿美の鏡を使って予言が可能になるのは、私たちが住む現象の世界に先行する深奥なる世界において、すでにそれが実現しているからである。またその世界は<心の世界>であり、大きな戦争がおきたり、地震が発生したりする世界的事変などは全生物の集合した大きな心の流れによって作られている。中には数千年前から心の世界においてすでに作られている事件もあって、もはや一個人の心の力をもってしてはどうしようもない大事件の流れもある。各人の心、あるいは宇宙的な規模での心の流れによって運命は形作られているという仏教で言う<三界唯心>。そのいい例が、以前、神仙界と仏仙界との間で激しい戦いがあり、神仙界が優位になり、その結果が、明治の初めの廃仏毀釈になったという。

言霊<ことだま>vol,1

ずーっと前から気になっていた言葉がある。それは言霊。言霊とは言葉に宿る神秘的な存在である。古代の人々は洋の東西を問わず、言葉には精霊が宿り、その霊妙な力によって、人々の幸も不幸も左右すると考えていた。そして超越的実在としての言葉の力、働きを、古代日本人は端的に<言霊>となずけていた。隠して言霊の持つ力、働きは、実に絶大なものとされ、その秘密をつかみ足る人は、一声の下に天地を揺るがし、一言の下に風雨雷電を自由に駆使するといった奇跡をも自在に行えると伝えられてきた。ちなみに秘伝とされてきた古代からの言霊がその全貌を現し始めたのは、江戸時代の中期から末期にかけてである。言霊学の大家、大石ごりますみ<1832~1911>によると歴史書<古事記>は歴史書であると同時に重要な預言書でもあるという。<神代の昔も今日もまた行く先の世のすべてのことも測知するように書かれている>と。原因があっての結果なので、より霊妙な世界ほど心の流れの影響を受けやすいからであり、まずわれわれの住む世界よりも微妙な波動で成り立っているあの世<例会>である事件が起き、次いでそれがいささか荒い波動で成り立つこの現世に映し出されるがごとく発生する。これが予言の成り立ちらしい。

カニエウエストとあいざきしんや

今上天皇のご子息、秋篠宮様がまだ高校生のころ、東京の新宿レコードにキングクリムゾンのレコードを買いにこられたことがある。お金を持っていなかったのでお付きの人にお代金は宮中へということになったらしいが、beatlesのLPアビーロードをヒットチャートから蹴落としたのはこのキングクリムゾンのデビューLPだという話は有名。1969年僕が高校2年生のころだった。fantastic plastic machineの田中君のDJラジオ番組で日本人でキングクリムゾンの曲をプレイしている曲を特集したことがあった。ザ、ピーナッツ、あいざきしんや、<30年前、妻の千代美さんが彼のファンで、彼のライブLPをもっていてなんと1曲目にカニエウエストも最近歌っている曲で、ラジオでよくかかっているキングクリムゾンの21世紀の神経衰弱男を歌って、結構面白い。高島忠雄のむすこの兄のほうもCDシングルのB面でキングクリムゾンのスターレスを歌っている。これが絶品なのだ。

浦島太郎のなぞvol,3

浦島太郎は天皇の始祖のお話だといっている方がいる。それは谷口雅春氏で、浦島太郎は、海幸山幸彦の話の日子穂穂手見命<ひこほほでみのみこと>に対応するものである。日子穂穂手見命は神武天皇の父君に当たり、天皇家の祖先だ。その人物が竜宮の奥深くに秘められていた、いわゆる玉手箱の中に<華厳経>が入っており、華厳経とは宇宙の大真理であり、その心理はインドで釈迦がる遮那仏を感得して説く前に、る遮那仏の無限の言葉が16万に蓮華荘厳<れんげしょうごん>の形に広がる姿を示そうとするものである。そして浦島太郎はその真義をつかんだとたん<玉手箱のふたを開けたとたん>白髪の老人になった。老衰した老人になったわけではなく、尊い神を老人の姿を持って表現したわけで、永遠の姿、つまりそれは日本の皇室がずっと昔から未来へ続く永遠の存在であることを暗に意味していたのだ。天皇家の紋章は16菊の花弁からなっている。大宇宙をあらわし、蓮華の花の中心こそ日の丸であり、すべてここからパワーがでている。16万の世界の悩みや苦悩、幸せなことを聞く<菊>,天皇<スメラミコト>、が宇宙一切の事物をきこしめる働きを象徴している。

浦島太郎のなぞvol,2

日本にはさまざまな御伽噺があり、だがその内容は動物がおしゃべりしたり、灰をまくと花が咲いたり、玉手箱から紫の煙が立ち昇ったりとどれも常識では理解しにくい不思議な話ばかりだ。子供のための寝物語として軽視され、その意味を深く研究する人はほとんどいなかった。しかし著名な民俗学者、柳田国男が直感的に<昔話の背後に、何か埋もれたるもの深いもの>が存在すると強く感じていたように、こうした御伽噺も日本の長い歴史とともに古くから存在するものであるから、その多くは日本人の生活、精神、その原始的な意識とか、国柄、国魂などと深いかかわりがあるのではないかと推測される。そしておとぎ話の中には<古事記>を補足するような役割を果たしているのではないかと思わせるものもある。たとえば天皇家の先祖である。日子穂穂手見命<ひこほほでみのみこと>別名山幸彦<やまさちひこ>は浦島太郎に名前を変えて登場しているのである。そしてこの御伽噺には無名の作者によって呪的<じゅてき>なものが巧妙にこめられているようにも思われる。この作者の意図は、誰にでもわかりやすい物語で、その中にその真意を一部の人にしか理解できないものを物語のなかに塗りこめ、世の中がこの真意が完全に解き放たれる未来のあるときまで、このお話が連綿と語り伝えられていくことを目的としている。