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皇室のルーツは神話に明記されていた!by井沢元彦 2017/03/07
出雲大社の起源である<国譲り神話>。この神話は世界の中でも大変珍しい神話です。<日本書紀>にも<古事記>にも国譲りは書かれていますが、どちらも<天皇家はこの国の本来の支配者ではなかった>ということを明らかにしているのです。神話というのは、その国のルーツを伝えるものなので、基本的には自分たちがこの国のもともとの住人だったと伝えるものがほとんどです。そういった意味で、とても珍しい神話だといえます。国譲り神話によると、天皇家の始祖であるアマテラスは高天原という日本とは明らかに違う場所から日本を見て、その国を自分の孫(天孫)のニニギノミコトに統治させようと試みます。問題は、すでに日本には先住民がいたことです。神話では彼らを国つ神と呼び、その国つ神たちを収めていたのが、オオクニヌシノミコトでした。アマテラスはオオクニヌシノミコトに使者を遣わし、<この国を私の孫に譲りなさい>といいます。普通の国なら、確実に戦争になります。侵入者は戦争を仕掛け、力で先住民族を滅ぼすのが、一般的な歴史の流れだからです。ところが、日本ではそうはならない。理不尽な申し出とはいえ、アマテラス側もいきなり攻め込むのではなく、使いを立てて、平和的な方法をとってます。一方、オオクニヌシも到底納得しがたい申し出ながら、<息子と相談してみます>と大人の対応をしています。現統治者が外来民族であることを明示しているのは、あまり例のない話ですが、<国を譲れ>と言われ、息子に相談するというのも、珍しいケースです。なぜなら、オオクニヌシは漢字で明記すると、<大国主>つまりこの国の王だからです。どこの国でも王様は自分一人で決断するものです。ところが、オオクニヌシは息子たちに、まず相談しているのです。オオクニヌシは<タケミナカタノミコト>と<コトシロヌシノミコト>という二人の息子に質してみると、彼らはそのような理不尽な話は聞いたことがない、断固戦うべきだと答えます。戦いに際してアマテラスは武力にたけた<タケミカヅキ>という神をさしむけます。すると、この神がとてもつよかったため、おそれをなしたコトシロヌシは早々に国譲りを承知しますが、タケミナカタは逃げながらも最後まで抵抗を続けます。そして、ついに現在の長野県諏訪湖の湖畔に追い詰められます。タケミナカタはタケミカヅチによって、湖畔の池に封じ込められました。このタケミナカタを祀った神社が御柱祭で有名な諏訪大社です。二人の息子を失ったオオクニヌシは国譲りを決断します。神話では<国譲り>という言葉を使い、その後、オオクニヌシは立派な神殿に隠居したことになっていますが、実際にはアマテラス側に殺されるか、自ら命を絶ったのだと思います。

by 6014D | 2017-03-07 12:22 | コメント(0) | 未分類



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