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エリザベス洋装店のブログ

霊魂とは?2.

四谷怪談で有名な言葉がある。<魂魄この世にとどまりて、恨み晴らせておくべきか><魂>がこの世に留まるとややこしいことになるのだ。いわゆるホラーの世界だ。だが、何のために魂魄が漂うのか。<先ほども申しあげたように、魂魄のうち魂は分離して死後の世界へと行きます。したがって漂うにはほとんど魄の部分になります。それはその霊体自身が生きるためです。生きるといっても私たちのような動物的に生きるというよりは、存在自体の存続のためのエネルギーが必要なのです。魄は大自然の中でいずれ分解していく存在。そのような魄の中にはカタキを留めて残りたいと思うものもいます。こうした意思を持った霊体は生き延びるために食料として別のエネルギーを食べる。これが<吸精>です。蛙は、吸精し、意思を持った魄が人間に取りついて悪さをすることもあると指摘する。その場合除霊が必要になってくる。また、陰陽師の考えでは、いろいろな霊体同士が合体して大きくなり、しまいには妖怪化するとも言われている。また、蛙は、魄は漂ううちに自分自身が<何者かを忘れてしまう、と話す。>この場合は霊体を救済したり、除霊したりする儀式が必要。儀式によって生きていた時の名前や、死んだ時の様子を思い出させることが、効果的だともされています。<魂魄>の考え方は純然たる仏教の考え方ではない。だが、日本における祖霊信仰のルーツの一つであることは確かだ。