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エリザベス洋装店のブログ

カキ(血圧を下げ、脳卒中予防)

カキといえば代表的な秋の味覚だが、その薬効も重要視したいものである。特に飲酒量の多い人は、カキの効能をもっと認めるべきだろう。昔から酔い覚ましにはカキを食べるといい、と言われてきたが、これはカキに含まれている遊離シブオールという成分が、アルコールを不溶性に変えてしまうために血液中のアルコール濃度が低くなるからである。さてもっと積極的なカキの利用法を一つ。しぶがきのほうがいいのだが、熟さないうちに採取し、へたを取り除いたらすりつぶして、4,5倍量の水を加えて布濾す。というよりも強く絞り出す。この汁をスプーン2杯分をコップに半分の水で薄めたものを一日分で朝夕2回飲むのである。血液を下げ、脳卒中を予防する効能があるのだ。また、カキのへたはしゃっくり止めの妙薬として有名で、<本草綱目>にも載っているが、念のために記しておくと、5,6回分のへたをコップ1杯の水が半分になるまで煎じて飲むものである。これを漢方では<柿帯(してい)>と呼んでいる。もう一つ、カキ茶のつくり方を一つ。これはなかなか香りもいいし、毎日飲んでも知らず知らずのうちに風邪もひかなくなるという、いわば健康茶だ。使用する葉は初夏から夏にかけて採取し、太い葉脈は苦くなるから切り除いて2分間だけ蒸し器で蒸すのである。3分以上蒸すと、ビタミンCが壊れてしまうから注意することだ。この葉を細かく刻んで陰干しにすれば、見た目にも立派なお茶になる。用法は普通のお茶と同じ要領でいいし、何杯飲んでも差し支えない。カキの苗は園芸する店で購入してもいいが、種をまいてもよく発芽するからもとで要らずで、2年もすれば、50センチぐらいに伸びる。カキ茶をつくる葉は十分採取できる。