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出雲井晶の日本の神話vol,42高天原の一番目の使者

伊邪那岐伊邪那美二神の<国生み>で誕生した豊葦原の中つ国を天津<あまつかみ>の仰せで、天照大神の弟である須佐之男命が<国造り>をしました。その後を須佐之男様の子孫である大国主命が<国造り>をします。このとき天之御中主神のお仕事の、地のほうを受け持たれる神産巣日神のみ子、少名ひ古那神が心をひとつにして大国主命様を助けました。それで中つ国はアワや稲もたくさん取入れができて、物は豊かになりました。しかし、葦原の中つ国は、夜は多くの神々がそれぞれ、蛍火のように小さな灯をともして行きかい、怪しげなことを起こすものもいます。昼は昼で、どっとわくはえのように徒党を組んでよくないことをしました。また草や木がいっせいにざわめくように神々の中には、自分のことばかり言い立てて欲張りになり、争いを起こすものもいます。高天原から天照大神は下界のこの様子をじっとご覧になっていました。暮らしや食べ物が豊かになるだけでは、地上のものたちに本当の幸せは訪れない。地の上に生きるすべてのものも、天之御中主神の正しい法則の中で生かされていることを知らせなければ、自分だけの力で生きているものなど、ひとつもいないことを知らせなければと、深く天照大神様は考えられました。そのためには、そのことをよく知っている神、この世のものすべては作り主の尽きることのない生命<いのち>の流れの中で、限りない慈愛に見守られ叡智に導かれていることを知っている神を中つ国に遣わし、そのことをみなによく知らせることが大切だ。そうすれば、がむしゃらに自分勝手なことをしても幸せはこないとみんなわかるだろう。みな仲良く暮らすようになり、地上も楽しい国になると思われたのでありました。