オーラ、2.
こうして大気中に広がった霊的な波長であるオーラは、大気中の超エネルギーを吸いこんだり、出したりする運動を繰り返す。人間はこの運動により生きているといっても過言ではなく、オーラはまさに霊体の皮膚といってもよいと思う。また、呼吸する霊的波長の運動の波(振幅)の長さを、霊的波長というのである。さて、このオーラの大きさや張りや強さ、そして色などはどうだろうか。それぞれの幽体から出る波長にまず原因がある。が、最も大きいのはこの波長が肉体を通過するときである。この時、血液中だけでなく、本当は半物質として、その人についている憑依霊やもろもろの霊が落ち込ませたり、病ませたり苦しめたりすることで起きる霊的障害や、その霊などにも破調がおおきなえいきょうをうけ、オーラは暗く小さく張りのないものとなるのである。一方、固い信念や高い信仰や深い愛などがバックボーンにある人たちのオーラは大きく張りがあり、明るく輝いている。例えば、信仰心を持つ強く熱い思いに人がなった時に、その思いは人の心の奥の世界に反応し、それが血液中の半物質に影響を与え、変化させるのである。そして肉体を通過している波長はそのために前と違う変化をし、その思いが強ければ強いほど、そのオーラはどこまでも大きく張り、輝くばかりに明るく強くなるのである。