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立山の地下には巨大な何かがある。 2015/08/31
富山の人々は仰ぎ見る立山に大いなる霊力を感じ、信仰の対象としてきた。だが、立山の偉大な力は目に見える地上だけにあるのではない。立山周辺の地下深くには謎に包まれた巨大な塊がある。それは地震の波を弱めるご利益をもたらしている。1991ねん(へいせい3ねん)東京大学、富山大学、金沢大学などの共同研究チームが、人工地震を起こす実験をした。立山周辺の北アルプスをまたぐ直線状の金沢市、大山町(現富山市)、長野県松代町、(現長野県)、群馬県吾妻町、この四か所の地下でダイナマイトを爆発させ、人工の地震波を観測したのである。その結果、地震波が北アルプスの地下を通過するときに、きわめて小さな波に弱まることが確認された。立山連峰のような活火山の周辺では、地震波が弱まる現象は珍しくない。その原因は火山の地下マグマだまりにあると推定され、液体であるマグマの密度が周りの岩石よりも小さい性質が地震波を弱めると考えられている。だが、立山周辺で観測される地震波の弱まる度合いは、マグマだまりだけでは説明できないほど大きいとされる。そんな不思議な現象を起こすものの正体について考えられている有力な説が三つある。一つ目は水を大量に含んだマグマ。二つ目は水を多く含んだ無数の穴が開いた岩石。三つ目は一つ目と、二つ目が組み合わさったものである。これまでの研究調査で立山を中心とする北アルプスの地下数キロの深さには、最大で東西14キロ、南北28キロ、中央部の厚さ4キロの巨大な<何か>が存在すると推定されている。単なるマグマだまりか、それとも、、、立山の地下は厚い神秘のベールにつつまれている。

by 6014D | 2015-08-31 15:55 | コメント(0) | 未分類


佐々成政の悪評判は前田がねつ造した? 2015/08/31
戦国時代の越中国主佐々成政には芳しくない逸話が残っている。愛妾小百合が不義密通を働いたといううわさを聞き、激怒して神通川沿いの磯部の一本檜に吊り下げてアンコウ切りにし、小百合の一族18人も処刑した。小百合は、<館山に黒百合の花が咲いたら、私の恨みが通ったものです。その時、佐々家は滅びます。>と呪いの言葉をのこして死んだ。その後、成政が豊臣秀吉の正室北の政所の取り入ろうと、珍しい立山のクロユリを献上した。北の政所は喜び茶会を開いた。ところがそれを事前に察知した側室の淀君は臣下に白山のクロユリをたくさん取ってこさせ、さもありふれた花であるかのように扱った。北の政所は、成政に恥をかかされたと思い、成政を憎むようになった。そして肥後国主となっていた成政は、秀吉に失政を責められて改易、切腹するが、これも黒百合の怨念のなせる業といえる。ところが一連のクロユリ伝説が事実であるとする資料はない。これらの話は江戸時代中期に書かれ大ヒットした<絵本太閤記>で初めて登場する逸話で真偽のほどは全く不明である。ところが地元富山ではそれをもう一ひねりして<佐々の悪口は前田家がねつ造したものではないか>とのうわさ話がささやかれることがある。成政は肥後国主を一年つとめなくなるが、現在の熊本では成政は肥後国の混乱を作った悪人役として一部に知られる程度らしい。

by 6014D | 2015-08-31 15:43 | コメント(0) | 未分類


蚕のうんこで金沢は潤っていた 2015/08/20
江戸時代、五箇山で製造された塩硝(火薬原料)は、加賀藩にとって幕府をけん制できる心強い戦略物資であり、藩に大きな利益をもたらす特産品でもあった。当時の先端技術であった塩硝づくりでは、なんと蚕のくそが重要な役割を果たしていた。塩硝づくりには、土の中の微生物の力を巧みに生かした、いわばバイオテクノロジーが活用されていた。合掌造り住宅床下の暖炉裏の周りに穴を掘り、そこへ畑の土、そば殻に山ウドなどの山野草類、蚕のくそなどを何層も積み重ねて培養土を作る。囲炉裏の熱で4年かけて発酵させて培養土を桶に入れて水を注ぎ、塩硝の能登になる成分を含んだその水溶液を窯で似て濃縮し、さらに灰を加えて煮詰めると硝酸カリウムの結晶ができる。これが塩硝である。山ウドなど、一部の山野草の葉には硝酸塩が含まれ、蚕のくそに含まれるアンモニアは、硝酸を作る微生物のえさとなる。塩硝は幕府やほかの一部の藩でも製造されたが、五箇山での加賀藩の塩硝製造は技術力、早さともぬきんでていた。その品質は日本一の折り紙つきで最も純度の高いものは加賀藩が所蔵し、その下のものは藩外へ売られた。塩硝は米がとれなかった五箇山で年貢の代わりとなり、加賀藩の買い上げ品目にもなっていた。藩から塩硝の集荷、配送を託された五箇山の有力者は<上煮屋>と呼ばれ、豪壮な合掌造りの家を建てて、多くの使用人を抱えていた。そんな塩硝御殿を生んだ五箇山の塩硝づくりも明治初期にチリからの安い火薬原料の硝石が輸入されるようになり、途絶えてしまう。一般には煙硝と書くが加賀藩では徳川を警戒し塩硝時した。五箇山にあった土清水(つっちょうず)塩硝蔵に運ばれ、木炭と立山地獄谷に硫黄と混合して火薬に加工されたのだ。

by 6014D | 2015-08-20 15:24 | コメント(0) | 未分類


酒呑童子と金太郎と越中富山八尾の鉱山師 2015/08/20
御伽草子の<酒呑童子>といえば大江山に住む酒呑童子という鬼を源頼光(みなもとらいこう)らが対峙する物語として広く親しめられている。この中で頼光の四天王として活躍するのが、坂田金時(おとぎ話の金太郎)らで四天王の筆頭は渡辺綱である。実はこの渡辺綱の子孫が中世の越中にきて重要な役割を果たしていた。渡辺綱の息子は八尾町薄島に入部、以後その子孫は千石村、八尾布谷と、いずれも山間部化山に近いところに入る。布谷も千石も鉱物資源に関連する地で、薄島は神通川水運の川湊という要衝である。そもそも酒呑童子のいた大江山も銅、銀、鉄などの鉱脈に恵まれ、鉱脈の開発、鍛冶が行われていた場所であり、酒呑童子の物語は、大陸から渡ってきた帰化人たちが高度な金属精錬技術により富を蓄積しているのに目を付けた都の勢力が武力で富を収奪したことを象徴しているのではないかとの説もある。渡辺綱は摂津国(大阪市)に本拠を置き、水運にかかわる武士団であった渡辺党の祖とされる。大山歴史民俗研究会の久保尚文会長によれば、平安時代後期に水運にたけた摂津渡辺党の流れが越中の知行国主徳大寺に起用されて越中に入部したという。山間資源や神通川の水運を管理した。鎌倉期以降は井田川上流部の野積保に本拠を定め、山間部の国人として長く勢力を保ち、江戸時代には在郷町八尾の成立にも一役買ったことが<八尾町史>に見える。新川地方の越中七かね山(松倉河原波、虎谷、下田(げだ)の金山、吉野、亀谷(かめがい)の銀山、長棟(ながと)鉛山は江戸時代の初め、わが国最大級の産出量を誇り、加賀藩の財政を支えるドル箱的存在だった。

by 6014D | 2015-08-20 14:58 | コメント(0) | 未分類


梵鐘には予知能力があったby堀大介 2015/08/17
月いづこ鐘はしづみて海の底、元禄2年(1689)、松尾芭蕉が金ヶ崎(敦賀市)で吟じた俳句です。句中に出てくる鐘は、かって沖合に沈んだ鐘のことで、金ヶ崎の地名由来となったものです。実はその沈んだ鐘が、剱神社所蔵の梵鐘(国宝)とも関係があります。<剱大明神略縁起>には、以下のような記載があります。<神護景雲年中豊後国より釣鐘2つつり剱大明神に奉納する海上において、越前金ヶ崎に一とつりハ沈、是故に後代是処を金ヶ崎という、当社釣鐘則是なり>。神護景雲年中(767~770年)に、豊後国より釣鐘2つを剱大明神に奉納する際に、一つが沖合で沈み、それにより金ヶ崎という地名になったとあります。また鐘の岬では、漁師はtに沈んでいる金を見ることができるが、この金を引き上げようとすると、恐ろしいことが起きたのでやめたという伝承まで残っています。沈んだ鐘の伝承は日本に数多くあります。竜宮を含めた水中や死者の宿る地中は異世界という認識がありました。川や海に死者が葬られ、様々な供物が流されたりするので、この世とあの世との接点と考えられていたのでしょう。これは鐘が異世界から現世に出現した、もしくは金は2つの世界をつなぐ能力を持つ特別な器具だったことを教えてくれます。それに関連した伝承が剱神社の梵鐘にはあります。まず、災害の予知についてです。家事や災難が起きるときには、その方向に向かって鐘の表面が湿気を帯び、雫が垂れ、その露滴の落ちた位置から判断して、災害などが起こる方向を占ったのだといいます。次に、火伏としての効能です。戦国時代の武将たちが、参拝の折に鐘の銘文の箇所を拓本にとって持ち帰り、家臣に与えて火伏の護符としたといいます。これらの伝承から、梵鐘の持つ性格が読み取れます。それは災害の予知のテント火伏など防火防水といった、いずれも水にかかわる点です。予知の点では、本来人間が作ったはずの梵鐘が、その効力を宣伝するために。他界から出現したものとされ、それ故に不思議な能力を持ったことを暗示しています。いわば神仏からのメッセージを伝える道具として機能しています。水とかかわる点では梵鐘の持つ水神の性格と関係します。全国に残る伝承によると、梵鐘は雨乞いに用いられます。その背景には梵鐘が龍と深い関係があるためです。龍といえば、雨をつかさどる神の思想があるので雨ごいや水にかかわる内容があっても不思議ではないでしょう。

by 6014D | 2015-08-17 14:41 | コメント(0) | 未分類



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