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エリザベス洋装店のブログ

雑草の持ち味は野生の<アク>にある

野菜の食べ方は知っているけど、雑草ってどうやって食べるの?という方がほとんどだと思います。雑草の個性や醍醐味は、ずばり、野の苦みやキド味にあります。これは普通の”アク”と呼ばれるものですが、アクがあるからこそ野生の風味も香るのです。食べたときに、ややホロ苦味が残る程度にアクを抜くのがコツ。ゆがく時間や冷水にさらす時間は、自分の舌と相談して。あまり神経質にならずに、まずは遊び感覚で雑草と向き合ってみませんか。

雑草の保存法

雑草をたくさん採って保存しておくと好きな時に使えて、とても便利です。乾燥させるのは、さっと湯とうししてから(お茶に利用する場合は水洗いで十分)一気に乾燥させるのがコツ。ザルやゴザに広げ、まんべんなく日光に当てましょう。うまみが増して、アクも飛びます。香りや色を保つため、一日だけは日光に干し、後は陰干しするやり方も。乾燥葉はお茶に利用したり、または水でもどして料理に。真夏に旺盛な繁殖力を見せるスベリヒユなどは、とてもおいしい保存食になります。密封容器に乾燥剤と一緒に入れて保存しておきましょう。ゆでてから冷凍する方法は数か月の保存におすすめです。雑草を固めに、ゆでてよく水を切り、ラップに包んで冷蔵庫へ。自然解凍させて使います。ヨモギなどはこの方法で、いろいろな料理に応用してみてください。

歯磨き粉と漂白剤

平安時代から、女官たちに歯が白く丈夫になると愛用されてきたハコベは豊富な葉緑素や酵素にその秘密があるようです。歯茎を引き締めて殺菌効果もある塩と合わせて、歯磨き粉を作ってみましょう。乾燥ハコベをミキサーにかけ、自然塩と一緒にフライパンでサラサラになるまで加熱。生葉の絞り汁を塩に加えて煎ってもok.歯槽膿漏にもよく効きます。スギナのお風呂に入った後の残り湯を、洗濯に利用してみませんか。スギナには漂白作用のある成分が豊富に含まれています。残り湯を使えば水の節約にもつながり天然の漂白剤を利用することで水の汚染も防げます。

入浴剤

ヨモギにはバス周りでも大活躍です。生葉なら両手いっぱい、乾燥葉は一掴み分を布袋かお茶パックに入れて浴槽に入れるか、鍋で煮出してからくわえます。精油成分がお湯に溶けだし、体の芯からポカポカとあったまって、腰やおなかの痛み、神経痛、リューマチにも効果が。肌がしっとり、艶やかになり湿疹やアトピー性皮膚炎などのかゆみ、痔にも効果的。ヨモギの入浴剤で全身をこすれば、ヨモギ美人の誕生です。乾燥スギナやドクダミでも同様の入浴剤が作れます。

雑草で作る枕、クッション、ポプリ

乾燥ヨモギにそば殻を混ぜると薫り高い枕クッション、座布団ができます。枕は、ヨモギ特有の精油成分が気分を落ち着かせ、安眠に最適。動脈瘤にもいいといわれています。座布団は痔や冷え性の人に、また、乾燥スギナの枕にはかさかさした感触が自然に抱かれているような気分に誘います。頭を冷やす効果のあるギシギシの実(乾燥)の枕もお勧めです。野の草花で作るポプリも気分を和らげてくれます。ヨモギやオオマツヨイグサ、アカツメクサの花などを乾燥させ、透明なガラス瓶に入れて楽しみましょう。尚、ヨモギやクズの生葉には、それだけで室内の空気を浄化し、湿度、温度調節をする働きがあります。