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レザーリペア-LEATHER REPAIR-のブログ

アグ ムートンブーツ。 ヒール補修



アグ(ugg)
ムートンブーツ

オーストラリアの老舗ブランド。
本来はサーファーが海から上がった時に履くためのブーツ。

日本国内でも爆発的な人気ですね。
ラクそうだし、あったかそうだし、一度履いたら病みつきになりそう・・・

元々はスポンジソールで減りは早かったでしょう。
今回はヒール部分に補修を加えてからビブラムの6ミリ厚ソールを取付。
耐久力のあるソールですので、これでガンガン履けますね。






【before】


【after】


パンプスのヒールがボロボロ・・・。 ヒール革巻き替え



女性の方は必ず経験があるであろう、このキズ。
お気に入りのシューズならショックも大きいですよね。



新しく革を巻き替えますので、ヒール本体を取り外し革を剥がします。



革を剥がしてみるとダメージの大きさが一目瞭然ですね。
これに新しい革を巻き直し、リフト(ゴム)を取付けて完成。



どうです?バッチリでしょ。
諦めていたシューズがあれば是非お持ち下さい。

こちらもリペア可能か不可能か?
特殊なカラーの革ならば同じ(もしくは近い)カラーの革があるか?
など、お客様とじっくりとご相談させていただいた後に作業させていただきます。






ピンリフト&ハーフソール。



今回は婦人靴。
カカト(ピンリフト)のゴム交換とハーフソール取付。

婦人靴の滑り止め・ソール保護に、ハーフソールは特に効果的です。

『この靴大事にしているし長持ちさせたい・・・』
『滑るのが怖い・・・』

といったパンプスがありましたら、レザーリペアまで。

 
 

【before】


【after】





 


 

アルフレッド サージェント スリッポン。 オールソール



アルフレッド サージェント スエードスリッポンのオールソールです。
元々はレンガスポンジです。

これを同様の履き心地で茶色に・・・というご要望でしたので、
ソールにはビブラムのスポンジシートを使用しました。
ソールの厚みもほぼ同じにしてあります。

ヒールの積上げも同様のスポンジですが、
トップリフトのみビブラムの合成ゴムを使用しました。
スポンジより減りにくい・滑りにくいという理由からです。

履き心地を損なう事なく、クオリティを若干向上させました。



【before】


【after】

AM チャッカブーツ。 ビブラム #1100 オールソール



お客様のご要望によりシングルレザーソールから
ビブラムラグソールへのオールソールです。

レザーミッドソールの厚みも含まれますので、
完成後のボリュームが気になりましたが・・・
むしろカッコよくなりました。

ちなみに・・・
ビブラムの一般的なセパレート(ソールとヒールが一体式でない)のラグソールは二種。

#100 (USA)
#1100 (ITALY)

ITALYとUSAは求められている要素が違い、
ゴムの質や履き心地も若干異なります。

例えばホワイツのスモークジャンパーは#100が標準ソールです。
#100は耐熱性が高く、スモークジャンパーのモデル名が示す通り
実際アメリカの降下消防隊に導入されているブーツです。
過酷な条件下で酷使するロガーやラインマンなど
ワークブーツ系に使用される場合が多いように思われます。

これに対して#1100はマウンテンブーツやトレッキングブーツなど
アウトドア系のブーツに使用される場合が多いように思われます。

私たちは街履きでの使用がほとんどだと思うので、
好みでお選び下さい。



【before】


【after】