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クレスのブログ

スペインのマドリードより染み抜きのご相談。



闘牛やサッカーのレアルマドリードで有名な
スペインのマドリードより染み抜きのご相談をいただきました。

【質問】

油性のペンキが買ったばかりのズボンにきのうついてしまいました。
新しくかえばいいと言われればそれまでですが、
いつもちょっとしたシミを直ぐつけてしまい、
(しかもお気に入りに限って!)
ずっと気になっていた攻略方法を今回は探し出そうとネットを検索したところ、
神林さんのサイトに行き着きました。
サイトの中もだいぶ探したのですが油性ペンキの項目はなかったので
メールさせて頂きます。
てれびん油でとれると、とっても臭い油を渡されたのですが全然取れません。
もし、なにか良い方法がありましたら教えてください。

素材・・・レーヨン


【回答】

さて本題の油性ペンキの染み抜きですが
率直にもうあげると、
「クリーニング店に依頼した方が良い」です。

もう少し詳しく言うと
「染み抜きの上手なクリーニング店です」

油性ペンキの家庭染み抜き方法を
ヤフーやグーグルで検索しても
良いサイトは見つかりません。

それだけ、家庭で油性ペンキを落とすのは難しいのです

もちろん通常のドライやウエットといった
プロのクリー二ングをするだけでは落ちません。

染み抜き剤で少し柔らかくしてから
染み抜き専用のガンと呼ばれるもので
粉砕して綺麗にします。

なのでお手数ですが、近くで染み抜きしてくれる
クリーニング店を探すのが一番良い方法だと私は思います。(終



実はペンキは家庭でしみ抜きするのは難しいです
回答にも書いてあるように、ペンキは染み抜きガンと呼ばれる
特殊な機械で粉砕して取り除きます。

なので家庭でどんなにごしごししても取れることがありません!

しかも素材が耐久性の弱い、レーヨンということで
少しでも無理してしみ抜きすると、生地が傷む可能性が高いです

家庭でするよりも、プロに任せた方がよい染み抜きの部類ですね。




モンクレールダウンジャケット、染み抜きとクリーニング



モンクレールダウンジャケットに油性の大量の染み抜きとクリーニング





モンクレールダウンジャケットについた

大量の油性の染み抜きとクリーニングを紹介します。


モンクレールダウンクリーニング 



モンクレール油染み抜き



大量の油のような染みがついております。

胸にも袖にも・・・・・・


ダウンに使われる素材はナイロン系が多いのですが

生地色が濃いものは、油性のシミがつくと非常に目立ちます。


これじゃちょっと着れないですよね。


なので染み抜きしてから、ドライと水のクリーニングケアを施しました。



ダウンクリーニング



モンクレールクリーニング



あの見にくい油性のシミも綺麗に落ちて、ダウンもふかふかになっています。


話は少しかわりますが・・・・・・

モンクレールって偽物が結構出回ってるようですね。

これって皆さんどう思われますか?

モンクレール販売店からすると当然「迷惑」なお話だと思います。

正規品に似せて安く売っているからですね。

当然正規品として騙されて売られた場合は本当につらいと思います。

でも偽物でも、着用感や温かさと値段で、納得して買われたのであれば

問題はないはずだと思います。



私がクリーニングする立場から見ると正規品・偽物という判断基準よりも

むしろクリーニング時に欠陥があるかないかの方が大事です。

なぜならば、お客様にとっては正規品であれ偽物であれ

それはそれできっと大切なお洋服だからです。


なので仮に偽物であったとしても、キレイにするためにクリーニングするのが

我々の務めであるのです。

だから偽物を作るお店にもしっかりとした品物を作ってほしいって思います(笑



私たちは、クリーニングする立場から言うと、正規品・偽物についてはどうでもよく

問題は、きちんとクリーニングできる品質であるかどうかです。

なので私は偽物でも問題はないと思います。






シルクセーターの脇のほころび補正



シルクセーターの脇のほころび補正。



ニットの脇のほころびの補正のご紹介です


ニットほころび修理



ボディと袖のつなぎ目は実はかなり弱く

擦れなどや、伸び縮みにより糸が切れ

このような状態になります。

お客様には「まだ補正しなくても大丈夫かしら?」

と聞かれることもしばしばですが

このまま気づかずに着用していくと

どんどん広がって大変なことになります。

なので早めの補正をお勧めしております。



病気でも染みでもそうですが、早めの処理をしていく方が大事だと思います。




ニット穴かがり


これで、ほころびがこれ以上広がることがありません

料金も840円とお得価格ですよ。

もし範囲が広くなれば手間も多くかかるため余計に料金がかさみますね。

なのでニットの虫食いとほころびは早めの補正をお勧めしております!



ニットのほころび補正もお任せください!





カシミヤセーターの毛玉カット(毛玉取り)



カシミヤセーターの毛玉カット(毛玉取り)




カシミヤセーターの毛玉カットのご紹介です。




ブランド品で、かなり高級感のあるカシミヤセーターでした。

高級ブランド品もここまで毛玉ができると高級感がなくなりますね 


お客様はご自身でされるのは、「自信がないし時間もない」

ということで、私にご依頼がありました。


手作業で素材を傷めることのないように慎重に毛玉カットさせていただきました







新品のような、質感ももどりお客様にも大変喜んでいただきました。






カシミヤのクリーニングも、毛玉カットもお任せください!





 

ルイ・ヴィトンバッグ ヌメ革の染色補正



ルイ・ヴィトンバッグ ヌメ革の染色補正。



ヴィトンバッグのヌメ革の染色補正のご紹介です。




 



染色補正前なのですが、シミとすれ傷が多々あります。

個人的には染色補正は最終手段と位置付けしていますので

染み抜きやクリーニングで綺麗になるのであれば

それが一番良いと考えております。


今回のヴィトンバッグの場合は、ここまでのシミや傷があると、

染色補正という技法でしか、綺麗にすることができません。


ヌメ革はあめ色になっていくのを楽しむものでありますが

お客様は「もう持てない」という考えでしたので

染色補正にてまた持てるように再生しました。









お色味はかなりの幅で調整が可能です。

今回は明るめの色ということで

このような感じのお色味にしております。

ヴィトンバッグのヌメ革の染色補正もお任せください!




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