足羽山の北側、愛宕坂の中腹にある福井市愛宕坂茶道美術館。なかでは一乗谷の朝倉氏における茶道文化の紹介や茶の湯にまつわる美術品の展覧会が開催されていました。
また、茶道の体験もさせていただきました。茶道は日本美術や工芸など日本の文化全体が融合されたものだそうです。さりげなく生けてある茶花が素敵でした。また茶道は季節により道具やお菓子も変わります。暑い時期は涼しげなガラスのお茶碗や平茶碗を使うなど、ただお茶を点てていただくのではなく、お茶を通して四季を楽しむことができます。
そういった茶道の楽しみをわかりやすく楽しく学べる貴重な場だと思いました。
お勧めイベント
愛宕坂を浴衣で歩こう
日時:8月5日(金)〜17日(水)
期間中、愛宕坂茶道美術館、橘曙覧記念文学館に和装(浴衣や甚平など)で来館された方はお呈茶(通常200円)、入場料(通常100円)が無料になります。
女子のための茶道体験講座
日時:8月7日(日) 午前10:00~12:00 午後14:00~16:00
参加費:800円 定員:24名(各12名) 対象:40歳以下の女性
※7月16日(土)午前9時から電話受付。先着順になります。
※基本的な作法が学べるので、興味のある方にはお勧めです。
感想
お茶は昔からある作法が今でも多くの人々に受け継がれているので深いと思いました。また、お茶の独特の雰囲気は気持ちを落ち着かせることが出来るような気がします。
施設情報
福井市愛宕坂茶道美術館のページはこちら
アクセス:すまいるバス西ルート「愛宕坂」バス停より1分
大通りから1本中に入った路地の突き当たりにある味噌カツのお店「むろまち」さん。
ここの玄関先には釣船草や半化粧などといった、ふだん見かけないような野に咲く草花が所狭しと植えられています。
そんな中にひっそりと置かれている「水琴窟」。「水琴窟」とは陶器の甕に一滴ずつ落ちる水滴が底にあたった音が甕の中で反響する。そんな慎ましやかな音を竹筒で聴くという、何とも風流な仕掛けなのです。暑い夏にはこの音を聴いて涼しさを感じたいものです。
この「水琴窟」自体、驚いたことにお店のご主人が趣味で作られたものだそうです。お店の中には他にもご主人が趣味で作られたものが沢山あり、奥様が季節の花を飾ってくださる箸置きなどにも清々しい気持ちにしてもらいました!ご主人にひと声かけていただければ、いつでも聴かせてもらえるそうです。
お勧め
・水琴窟から聞こえる水の反響する音
・もちろん「みそかつ定食(1,365円)」や「カツサンドウィッチ(1,260円)」もおいしいですよ!
感想
初めて聞きましたが、本当に体の底から涼しさを感じるようでした。
ショップ情報
むろまちのページはこちら
アクセス:すまいるバス西ルート「福井駅前商店街」バス停から徒歩2分