ブランドケアとは?
ブランドケア™とは?
“良いものを長く使う”の発想から生まれた、新しいケアショップです。
ブランドケア™(商標登録済み)とは、洋服やクツ、かばん、財布、キーケースなど、「良いものを買って長く使いたい!」と思う人々に向けて開発されたメンテナンス(修復)技術です。
ブランドケア運営会社では、技術を持つ企業に対し、厳しい審査の上、認定証を出しています。この認定は定期的に審査し、技術レベルが落ちたと判断した場合、取り消されます。ブランドケアの認定を受け続けている企業は、ある一定以上の技術レベルという保証がなされています。
レザーの大敵はなんと言ってもニオイとカビ。
この2つを退治するため、ブランドケアでは《オゾン水》を用いて洗浄しています。
オゾン水は強力な除菌・消臭作用があるだけでなく、革の表面を滑らかにし、本来のツヤや光沢、発色が甦ります。
ブランドケアの技術では、乾燥ボックスにも《オゾンガス》を入れて除菌・消臭しています。
乾燥ボックスにオゾンガスを入れる理由は2つ。
1. 水に浸した段階で、“湿った部分”にニオイが
移ってしまうため。
2. 洗浄は極短時間で行うため、取り切れなかった
ニオイや菌を取り除くため。
以上の理由で、乾燥時にもオゾンを入れています。
なぜ、オゾンにこだわっているの?
洗って失われた油分は仕上げで補います。実は、この油分はカビやニオイの原因菌の大好物。つまり、徹底的に除菌・消臭しておかなれば、洗うことによって却って革製品の寿命を縮めてしまうことがあるのです。実際に、オゾン水やオゾンガスを使わない革製品のクリーニングでは、「保管時にカビが生えた」というトラブルが多発しています
市販のしみ抜き剤は、革に優しく、初心者が使ってもトラブルがないように出来ています。しかし、私たちプロが使う薬品は、色が落ちるほど強力な薬品を使います。革の素材そのものを傷めることはありませんが、汚れと一緒に色が取れてしまいます。
私たちは染色補修のプロなので、こういうことが出来るのです。
天然皮革を使った革製品は、必ず色落ちします。特に水などに浸すと、かなり激しく色落ちしてしまいます。そこで、ブランドケアでは、商品を作る際に用いられる染料と顔料を元にアレンジしたオリジナルの色修復剤を用い、素材に合わせて染料と顔料を使い分けて補色します。
“顔料補色”というと、嫌なイメージを持たれる方も多いと思います。確かに、従来、顔料補色を行うと、手触りが変わったり、革が硬くなったり、割れるなどのトラブルが多発していました。
そこで、ブランドケアで従来比10倍以上の耐久性と高い柔軟性を持つオリジナルの顔料を開発。手触りや柔軟性を損なわず、割れるなどのトラブルを大幅に減少しました。また、発色の良い色素を使っていますので、ブランド特有の味わい深い色もキレイに再現できます。
洗浄やしみ抜きで失った油分は、仕上げで補います。仕上げには高級ブランドが指定する専用仕上げ剤を使用しており、素材の風合いを損ないません。また、国内のタンナー様とともに共同開発した“天然成分100%の保湿クリーム”により、レザー本来のツヤとしなやかさを取り戻し、革の風合いを高めてお返ししております。